トップインタビュー

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株式会社CHUJO 代表取締役

中條 直也

「ありがとう」の花と笑顔を広げたい

私たちは花の仕事を通じ、花を贈る機会を増やすことで笑顔あふれる社会にしていきたいと思っています。ご依頼主様の想いを込めた、世界にひとつしかない商品をお届けいたします。

心からの「ありがとう」を言っていただける花の仕事

― 生花業界に参入したきっかけは何ですか?

葬儀屋さんに就職し、生花部に所属したことが私と生花との出会いです。
そこで花祭壇や供花などを制作するお仕事に従事し、お花を扱うようになりました。
日々作業をする中で私が驚いたのは、挿し方や組み合わせひとつで全体の印象がガラリと変わってしまう花の奥深さです。完成品の見栄えが美しいことはもちろん「気持ちを伝える」ものなので、絶対に妥協は許されません。仕事を始めた当初は、どうしたらよい商品を制作できるのか夢中で模索する日々でした。
そんな中、葬儀場で作業をしていた時、ご依頼主様が花祭壇を見て「この花は故人が好きだったお花。おかげでよい葬儀ができました。ありがとう。」とお声をかけて下さいました。自分の仕事に対して心から「ありがとう」と言っていただけるこの仕事に喜びとやりがいを感じました。
この経験から「自分なりのやり方で花の可能性を最大限に引き出し、たくさんのお客様の笑顔を見たい」という想いで独立、株式会社CHUJOを設立いたしました。

「ありがとう」の花と笑顔を広げたい

― 企業理念にはどんな想いが込められていますか。

企業理念には「花を贈って“ありがとう”の笑顔がある日常を広げたい」という想いを込めました。
花は人生の様々なシーンで「ありがとう」の気持ちを込めて贈るものであり、贈られた方も「ありがとう」と笑顔になります。私たちは花の仕事を通じ、花を贈る機会を増やすことで笑顔あふれる社会にしていきたいと思っています。
依頼してくださったお客様と贈られた方、どちらも喜んでいただけるような美しく心のこもった商品を提案させていただくことはもちろん、冠婚葬祭でのお客様の様々な想いに寄り添った商品開発も積極的に行ってまいります。

柔軟な発想で、お客様の様々な想いをカタチに

― 具体的にどのような商品開発を行っていますか?

お客様の役に立つ、喜んでいただけるものを作りたい。そのためにお客様のご要望を取り入れたオリジナルの花祭壇や仏花・祝花作りにも力を入れています。
花はそれだけでも美しいものですが依頼される方の想いをアレンジメントに生かし、さらにバルーンや樹木などと組み合わせることでより意味のあるものになります。例えば「故人が好きだった電車をコンセプトにした花祭壇を作ってほしい」「バラをたくさん使って明るい色合いの祝花を作ってほしい」など、アレンジメントのリクエスト等、ぜひお聞かせください。柔軟な発想で、世界にひとつしかない商品をお届けいたします。

風通しが良い社風

― 御社の社風について教えてください。

現在社員は私を含め12名。私も現場に参加することが多いので、風通しがよく和気あいあいとした社風の中で作業をしています。
経営理念にもある通り弊社は社員一人一人が「やりたいこと」や提案をどんどん発言できる、やる気があれば誰にでもチャンスがある会社です。社員にとどまらずパートさんもどんどん考え、商品開発してほしい。時には経営に関する意見にも耳を傾けています。

技術力・対応力で選んで頂ける会社に

― 御社の強みと今後の展望についてお聞かせください。

弊社はまだ若い会社ではありますが、技術的にも経験豊富なスタッフが多く在籍しておりますので技術力・対応力には自信があります。
私自身、生花の師範を修得し常に腕を磨くと同時に最先端のトレンドやデザインを取り入れた社員研修も定期的に行っておりますので、急なお話やご要望にも柔軟に対応させていただけると自負しています。また、使用する花も品質管理を徹底しており、在庫を多く持たず常に新鮮な花を使用することで美しく長持ちする商品作りにこだわっております。
「アバンティの花祭壇がステキだから、葬儀会場をここにしよう」「アバンティに任せればセンスのよい、もらって嬉しい花束を作ってくれるから安心だ」。人生の大切なシーンにそう思ってご依頼いただけますよう、スタッフ一同これからも精進してまいります。

中條 直也

(ちゅうじょう なおや)

略歴

1980年 昭和50年生 千葉県千葉市生まれ。千葉県内の高校を卒業後、サービス業を経て花業界に就職。